子宮内避妊用具(IUD)について
子宮内避妊用具(IUD・Intrauterine device)は避妊目的で子宮内に装着する小さな器具のことをいいます。
装着後、数年にわたり避妊が可能となり、経産婦で長期避妊を望む女性適した避妊方法です。
子宮内避妊用具(IUD)は装着後、数年間、避妊が可能な方法です。
IUDは装着後、数年間、避妊が可能な方法です。
自主的に避妊が可能で、避妊率は95%くらいと言われております。
各々メリットとデメリットがあります。それらをよくご理解いただき検討する必要があります。
子宮内避妊用具(IUD)のメリット
- 女性主体で避妊が可能
- 挿入後、数年にわたり避妊が可能
- 授乳中でも使用可能
- 数年間は避妊のことを考える必要がなくなる
子宮内避妊用具(IUD)のデメリット
- 装着、除去は医師に対応してもらう必要がある
- 生理の量が増える場合がある
- 妊娠・出産の経験がない女性は難しいケースがある
子宮内避妊用具(IUD)が適している女性
- 次の出産まで一定も期間をあけたい女性
- 長期間避妊を望む女性
子宮内避妊用具(IUD)が適さない女性
※下記項目に1つでも該当する場合は子宮内避妊用具(IUD)を装着することができません。
- アレルギー及び銅代謝異常がある
- 性器に悪性腫瘍等の疑いがある
- 診断が確定していない異常性器出血がある
- 先天性、後天性の子宮の形態異常等がある
- 性器感染症がある
- 過去3ヵ月以内に性感染症に感染したことがある
- 子宮頸管炎、腟炎を患っている
- 骨盤内炎症性疾患(PID)を患っている
- 過去3ヵ月以内に分娩後子宮内膜炎、感染性流産を経験したことがある
- 出血性素因がある
- 貧血を伴う月経がある
- 子宮外妊娠を経験したことがある
- 子宮内避妊用具(IUD)装着時や、頸管拡張時に失神、徐脈等の迷走神経反射を起こしたことがある
- 妊娠中、またのその可能性がある場合
- 重篤な疾患がある